この西陣織金襴で作製されたタペストリーは、平成10年10月、新体育館竣工の折、その記念 として西陣織工業組合より室町小学校に寄贈されたものです。校長室で保管されています。 |
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このデザインは、久保田繁雄氏によるもので、製作は西陣織工業組合でされました。 「風の音」という作品名については、「風の音と波の動き、そこには計り知れないエネルギーを 感じることができる。そういった風のイメージを色彩の効果と動きのある構成で表現しようとした。」 とあります。素材の裂地(きれ)は、伝統的工芸品である西陣織の金襴織物が使用されています。 この金襴には、「名物裂」「表具裂」「法衣裂」といった用途のちがう裂地が使用されています。 材質は、絹であり、一部の裂地に本金が使用された織物です。 |
平成14年5月13日撮影・室町小学校・校長室