学校の史蹟・文化財2
この石標の由来は、 「この四本の石標はいつごろのものかはよくわかりませんが、昔の道路標識です。 「是より洛中荷馬口付のもの乗るべからず」と彫られています。その意味は、この地点からは京都の市中になるので、荷馬(荷をつけた馬)からおりて口取をしなさいということです。 室町校のあたりは、昔(江戸時代以前)は、京都の町の北の端だったので、多くの荷馬が郊外(町の外)からやってきました。 そして、馬があばれるとたいへん危険なので、この石標が町の入口に立てられたのです。 室町校のある室町頭町という町名も室町通のいちばん上(北)という意味です。 |