研究(ようこそ,数学の世界へ)

平成21年1月16日(金)室町小多目的室T

この日は,本校の保護者で,名古屋大学で数学を教えておられる方に来ていただき
本校の研究とつながりのある日常生活にある,算数・数学の話をしていただきました。

私たちの生活の中には,数学がた
くさん使われているという話をして
いただきました。
後ろの絵は,たくさんある服をどう
分類しますか,という問題です。
色や形,セットで分ける,また好
きな服で分類するなどたくさんの
意見がでました。意外な問題に,は
じめ教職員は悩んでいました。
服の分類にも数学が関係してい
ることを話していただきました。
生活だけでなく,日頃見慣れている
風景にも数学は使われています。
例えば,らせん階段や神戸のポー
トタワー,たけのこにも数学が隠
れています。
この隠れてる数学を幾何学(きか
がく)といい,ほかにも色々なもの
に幾何学は隠れています。
微分幾何学(びぶんきかがく)と
いう幾何学についてのお話です。
これは「三角形の内角の和は18
0度」がいつも成り立つわけでは
ない,というものです。平面上でなく
球面上などに曲線で描いた三
角形の内角の和は180度になら
ないことを教えていただきました。

いつもは授業を中心にして「研究」の取組をしていますが,
このような数学のお話を聞くことでまた新たな授業づくりの参考になっていくと思います。
分かりやすくご講義いただき,ありがとうございました。