携帯安全教室(6年)

平成21年1月15日(木)室町小 多目的室T

今の社会では,携帯電話が普及し,小学生も持つようになりました。
それにともない,「迷惑メール」や「出会い系サイト」など,
犯罪につながりのある問題行動も起きています。
そこで子どもたちに携帯電話の持つ危険性や使用にあたってのルールを
考えていく必要がでてきました。
携帯電話会社の方から,携帯電話の安全な使い方について
お話を聞くことになりました。

○ 携帯電話にはどんな便利なことがありますか?
 ・ 電話ができる ・ メールができる ・ 買い物ができる ・ テレビが見れる ・ ゲームができる
 たくさんの答えが返ってきました。

○ では実際に携帯電話を買って使うときにどんなことに気をつけたらいいのでしょう。
 ・ 家族内で最初にルールを決める。(使い方や場所など)
 ・ 番号やメールアドレスを誰に教えるか考える。
 ・ あらかじめ使ってもいい料金を決めておく。
 (着歌フルで1曲ダウンロードすると,高いものは8000円になる。これには子どもたちもびっくり)
 ・ メールアドレスは工夫して,迷惑メールを防止する。@の前には16文字以上使うとよい。
○ なぜ,このようなことをするのかというと悪用する人がいること,危険に巻き込まれないようにすること
 などの理由がある。

○ トラブルの例について
 ・「ワン切り」−かけ直すと高額な請求−対策は「無視」する。
 ・「チェーンメール」−メールは受信にも料金がかかるので迷惑−対策は「無視」する。
 ・「サイト誘引メール」−対策はあやしいサイトにアクセスしないようにする。
               アクセス制限サービス(フィルタリングサービス)を利用する。
 ・「ご入会ありがとうございます。5万円振り込んでください」−サイトに入っていってこんな表示が出た
   場合も無視する。実際にインターネット上でお金を支払う場合は,2段階の確認がある。
 ・「出会い系サイトの落とし穴」−メールをやりとりして会うことになった時に,事件や事故になる場合が
   ある。

○ みんなが加害者にならないように
 ・ 「ブログ」「掲示板」は世界中の人が見ている。傷つくような内容は送らない。書き込まない。
   内容には十分気をつける。
 ・ 病院,電車・バス,映画館,自転車,飛行機ではルールやマナーを考えて,電源をOFFにしたり
   マナーモードにしたりする。

○ カメラ付き携帯のNG
 ・ 他人を無断で撮影しない。(本当は芸能人も無断撮影はダメ)
 ・ 美術館・芸術作品も勝手に撮影してはダメ
 ・ 雑誌記事もダメ
 
 というお話をしていただきました。大変興味深く,携帯電話のことを学習できたと思います。
 分かりやすくご説明いただいた関係の方々,ありがとうございました。