平成20年6月20日(金)室町小2年2組教室
先日の理科の授業研究に引き続き,算数科の第1回授業研究会が行われました。
単元名 かくれた数はいくつ
本時の目標・評価
○ 数量の関係をテープ図に表して把握し,加法の逆思考の問題を考える。<数学的な考え方>
○ テープ図の書き方や加法と減法の関係を理解できるようにする。<知識・理解>
本時の課題
○ 花がきのう8こさいていました。けさは25こになっています。
なんこふえましたか。
課題把握の場面 | ||
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問題文を途中で切り,おたずねの文 を考えます。いつもはさし絵などを 使ってイメージ化をはかりますが 本時は,あえて文だけから考えてい きます。 |
「先生花なので,“こ”ではなく“本” だよ。」問題文も直して,課題が できあがっていきます。 |
問題文をノートに視写していきます。 みんなきれいな字で,速く書き写 せています。 そして,自力解決へ・・・ |
自力解決の場面 | ||
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自力解決が始まりました。まずは,ミニ定規を使って,テープ図を完成させ ます。問題文をもう一度読み直しながら,テープ図に言葉や数量を入れて いきます。 <自力解決の学習過程> テープ図を完成させる→立式し答えを求める→確かめの式を考える→ テープ図をもとに式を説明できるよう練習する |
研究授業なので,参会者も子どもた ちの支援に回ります。 (写真は学校長) |
集団解決の場面 | ||
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室町校の目指す子ども像や研究テーマでもっとも,大切にしている場面 です。自力解決の学習過程にそって,まず話し合ってテープ図をより確かな ものにしていきます。 「どこにどんな言葉や数字を入れていけばいいのかな。」 |
みんなで話し合って,テープ図が 完成しました。 立式し,答えを求めます。 そして,テープ図を使い,式の意味を 話し合います。 |
適応題の場面 | ||
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本時の学習をより確かなものにする ため,最後に適応題に取り組みま す。 |
ご覧の通り,集中して適応題に取り組んでいます。 この後,振り返りの中でテープ図を使うと考えやすいことに気付いていき ます。 |
授業の後の事後研究会では,京都市総合教育センター指導主事の本多先生から
指導助言をいただきました。
そして続けて,本日5年生の授業研究会があります。
以前より指導をいただいている鳥取大学の矢部先生から指導をいただきます。
このように室町校では,授業研究を活発に行い,教師の授業力向上を目指しています。