避難訓練

平成20年1月17日(木) 室町小運動場

今日は避難訓練です。しかし,今回はいつもの避難訓練と少し違います。
逃げ遅れた児童と助けに出た教員が脱出シューター(救助袋)を使い,避難するというものです。

前日に脱出シューターを使っ
た予行練習が行われました。
シューターは図工準備室に備
えられています。
教員と児童,学生ボランティア
さんが3階からの避難練習を
無事終えました。

地震発生!!

地震発生の放送が入りました。
児童は机の下,教員は避難口を確保し,児童に指示を与えます。
それぞれ各教室に近い階段から運動場に避難します。
避難し,人員点呼します。
ところが,児童が一人足りません!
教室に助けに出た教員が逃げ遅れた児童を発見。窓を開け,中の状況を叫びます。「地震で階段が崩れています!降りるには危険な状態です!」
緊急避難!
図工準備室にある脱出シューターか
ら運動場に避難します。
まずは,児童が慎重に降りてきます。
下からは,「あと2メートル!ゆっくり落ち着いて!」と声をかけます。
続いて教員が避難します。
無事に3階から降りることができました。
ようやく全員が揃い,避難終了です。
脱出シューターから避難した児童は,「降りるとき,始めは怖かったけれど,先生たちの声が聞こえて怖くなくなった。」と感想を話してくれました。
今日は訓練でしたが,このようにシューターを使って避難することが実際に起こるかもしれません。
みなさん,このような避難方法があること,その時どう行動するのか,今日の訓練で見たことをしっかりと覚えておいてくださいね。

今年の1月17日で,阪神淡路大震災が起きて13年になります。
13年経った今,少しずつ地震の恐ろしさを忘れているのではないでしょうか。
今日は雪の中での避難訓練となりました。
この季節は,地震に限らず火災や事故が多発します。
日頃の生活から注意することを心がけましょう。