平成20年1月12日(土) 室町小応接室
室町小学校では3年生から総合的な学習で茶道を経験します。そのわけは室町地域の文化性にありました。表千家・裏千家・武者小路千家の三千家にいわれある地域だけに,地域の方々が普段から茶の湯に親しまれているということです。今日は,その一つ,老人会の初釜が行われたのでおじゃましてみました。
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初釜とはいえ,普段着で気軽に楽しんでおられました。今日は,最初に濃い茶をいただきました。 | お菓子は,ねずみの絵が描かれたふ菓子とさざれ石です。こんな所にも遊び心が現れて風情を醸し出しています。 |
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薄茶に合わせたお菓子は,もちろん 「花びら餅」です。みそとゴボウの取り 合わせがお正月を感じさせます。 |
お茶はお茶を味わうだけではありません。 季節に合わせた草花もめでて楽しみます。 |
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また,器が楽しいのです。この器には ネズミが描かれています。落とさない ように肘をついて見ました。 |
ちょっとモダンな柄でネズミが 描かれています。 遊び心を十分に楽しませていただきました。 |
今日,寄せていただいて感じたことは,
皆さんが「お茶を楽しんでおられる」こと。
それは,「型苦しく考えずに季節や行事を上手に取り入れて
土曜のひとときを自由に楽しんでおられること。」でした。
室町のこどもたちはこのような遊び心を地域から自然に学び,
身につけていっているのでしょう。