戦争のお話を聞きました(6年)

平成20年12月5日(金)室町小多目的室T

6年生は社会科で「長く続いた戦争とくらし」の単元の学習をしています。
単元の最後の時間で副教頭が指導を行いました。
太平洋戦争を学習していくとミッドウェー海戦に敗れたあと,
もう少し早く日本が負けを認めたら,沖縄や広島,長崎など大きな被害を受けなかった。
「なぜ太平洋戦争がもう少し早く終わらせられなかったのか」
という学習問題がでてきました。

最初に今日のコミュニティーティーチ
ャーを紹介しました。子どもたちの話
し合いを受けて,戦争の経験を話し
ていただきます。
子どもたちの話し合いが始まりまし
た。国民はやめたいと思ったけれど,
天皇や軍など当時中心だった人た
ちの指示でやめられなかったという
意見から始まりました。
ミッドウェー海戦に負けたから,勝つ
までやめられない軍の意地やプライ
ドがあった。意見がつながります。
社会科で大切なキーワード,比較・
関連・総合しながら子どもたちは自分
たちの力でどんどん話し合っていき
ます。
日本に不利な情報は知らされなかっ
たので,最後まで勝つと信じていた
という意見も出されました。
子どもたちの意見をもう一度,見つ
め直し,戦争を体験された方々から,
話を伺うことになりました。
当時を生きた方々の言葉です。
重みがあります。当時は16歳でも
兵隊に行くことも分かりました。
お兄さんに招集礼状が来たときの
思いもお聞きすることができました。

雨の中,お越しいただいた室町老人会の皆様,
ありがとうございました。