校内研究(2年)

平成19年6月20日(水)室町小2年1組教室

 今年度第1回目の授業研究会が行われました。

室町小学校の研究は算数科を中心にして

1 課題をいかにしっかりつかませるか→課題把握
2 自分の力でどのように解決させるか→自力解決
3 みんなで話し合いながら自分の考えをより確かなものにしていくか→集団解決

この3つをどのようにして指導・支援していくかを研究していきます。

単元名 かくれた数はいくつ

本時の目標
 絵図やテープ図を見て数量の関係を把握し,加法の逆思考の問題を考える。<数学的な考え方>

本時の課題
 子どもがあつまっています。あと4人くると30人になります。
 子どもはいま何人いるのでしょう。

課題把握の場面です。プロジェクターから映し出された画面を見て,自分たちで問題をつくっていきます。 子どもたちの言葉を拾いながら,板書していきます。 できあがった問題を視写して
います。
視写した後のノートです。 課題が自分のものになったら,自力解決へと進みます。○を使って,問いを解決する方法を
探ります。ノートに書き始める子ども,教師が準備した細長い紙に書き始める子ども,数図
ブロックを使う子ども,様々です。「自分なりの方法で解決させていく」本校の研究で大切に
していく場面です。
自力解決がある程度進んでいくと,集団解決の時に深められる考えの子どもを選び,ホワイトボードに書かせていきます。 いよいよ集団解決が始まりました。聴く子どもたちも,真剣です。友だちの意見とどこが違うのかな,そんな意識でもって
聴く姿勢をつくります。
多様な考えが発表されていきます。 最後は担任の先生が魔法学校の先生に変身!!
コンピュータを使って,テープ図を使うと便利なことを知らせていきます。終末は,子どもたちが理解できているかどうか
適応題を解くことで確認していきます。

 授業終了後は研修をもち,この授業の分析をします。
また京都市総合教育センター指導主事の本多先生からもご指導をいただきました。
次回は,7月6日の鳥取大学矢部先生の講演の後,
7月10日に1年生の授業研究が予定されています。