校内研修
    北総合支援学校の教育について
  平成22年4月8日(木)
北総合支援学校
視聴覚室


 北総合支援学校が京都市立の7番目の総合支援学校(養護学校)として平成16年4月に開校してから,今年度は7年目のスタートを切りました。設備が整い,様々な研究に取り組み,教育課程や学校体制が充実してきました。
  本校は,他の総合支援学校のように,新しい場所に新しい学校として開校したのではなく,京都市中心部の,統合した小学校の跡地に開設されました。そのため,本校は,もともとあった小学校区の地域の方々と強いつながりがあります。開校7年目を迎えて,多くの教職員が入れ替わり,その歴史や経過をあらためて認識し,普段の教育活動に取り組んでいくためにも,年度当初のこの機会に『北総合支援学校の教育について』ということで本校教育のめざしているものを理解する研修会を行いました。
 今回は,地元の『成逸住民福祉協議会』の会長様,副会長様に講師としておいでいただき,地元の方々の熱い思いを語っていただきました。続いて学校長より,本校の教育理念や具体的な取組,方向性などについて話がありました。


 成逸住民福祉協議会の方からは,児童減少のために近隣の小学校と統合されて,成逸小学校がなくなってしまった辛さや,その跡地に養護学校(支援学校)ができる計画への驚きや不安,そして,学区の方々のご理解やご協力によって,北総合支援学校が開校するまでの経過等をお話いただきました。
 今では,成逸住民福祉協議会の体育大会や夏祭りなど様々な行事に,教職員,児童生徒,PTAが参加させていただいたり,成逸住民福祉協議会の方が,ゆかたの着付けやお茶やお花の講師としてご来校いただいたりして交流しています。

 

 
  また,成逸学区の児童が通学する西陣中央小学校への教育支援と合わせて,北総合支援学校へも多大なご支援をいただいています。学校施設も運動場や体育館,視聴覚室など地域の活動の拠点,地域の財産として大切に活用されています。

 学校長からは,「京都市立北総合支援学校がめざしていること」として,「場からニーズへ=パラダイムの転換」という教育課程編成の基本的理念について,そして,具体的な取組の目標や個別の包括支援プランに基づくカリキュラムの基本的な考え方をはじめ,そのために

必要な授業改善の取り組み,総合支援学校としての専門性などについて話がありました。
 支援学校はセンター機能としての役割も担っており,地域と学校との結びつきも大切です。子どもたちが,地域で生活する主体者として成長するためには,学校が地域の中の学校として存在することが必要です。そのためにも,地元である成逸学区住民との交流や連携が本校にとっては大切であるといえます。今後も地域と学校が良好な関係を保ち,さらに深めていくことが望まれます。