PTA会長挨拶

 今年一年、衣笠中学校PTAの会長を務めさせていただくことになりました。

 今年も新しい一年生を迎え、生徒たちは元気に学校生活を送っています。一年生のご父母の皆様には、ご子女のご入学おめでとうございます。

 さて、今年から新しい学習指導要領が実施に移されました。そこでは、ゆとりのある教育の必要性が強調され、完全学校週五日制も始まりました。また、子供達が知識をもとに自ら考え、それを表現する力が求められている時代でもあります。こうした状況のもとでは、これまでにも増して、学校とご家庭や地域との連携が強く求められています。先生方と父母の皆様で構成されるPTAは、それぞれが子供達のよりよい成長のために知恵と力を持ち寄って、様々な問題を解決できる組織でありたいと考えています。

 これまで日本の教育は、平均化された能力をつけることに重点が置かれてきたように考えられます。しかし私は、まず何よりも、一人一人の子供達に自分の「強み」を知り、それをおおいに伸ばしてほしいと考えています。そして、様々な「強み」を持った人たちによって形作られるチームの意味を知ってほしいとも考えています。「強み」というとわかりにくいかもしれませんが、それは自分の「好きなこと」に結び付いていることが多くあります。ですから、子供達が自分の好きなことに打ち込めるサポートが必要でしょう。子供達は一人一人、異なる個性を持っていますから、画一的でないサポートをするためにも、ご家庭や地域の役割はとても大きいといえます。

 八十年といわれる長い人生の中で、学校で送る日々は、ほんの限られた期間です。目先のことだけにとらわれるのではなく、社会の構成員として活躍する、子供達の二十年後、三十年後の姿を想い描いて、子供達に対する責任を果たしたいものです。 一年間、どうぞよろしくお願いいたします。

平成14年度PTA会長
種子田 穣