4月
 4月7日(月)に着任式・始業式があり,平成20年度が始まりました。平成も20年という節目を迎え,光陰矢の如しの言葉通り,昭和が遠く感じられます。
 新学期を迎える子どもたちの様子は,皆,やる気にあふれ活き活きしているように見えました。
 その後,入学式がありました。あいにくの雨模様の天気でしたが,99人の一年生は立派な態度で式に臨んでいました。私はその中で,次の三つのことを話しました。
 一つ目は,しっかり挨拶やお返事をすること
 二つ目は,しっかりお話を聞くこと
 三つ目は,自分のできることは自分ですること
 一年生たちは,しっかりとうなずきながら私の話を聞いてくれていて,とても嬉しくなりました。
 次に,担任の先生方を紹介しました。その時の子どもたちの目は,先生方に釘付けでした。先生方の名前を呼ぶ一年生の元気な声が,講堂いっぱいに響いていました。
 17日(木)には,一年生対象の「交通安全教室」を実施しました。北警察署から伊藤巡査部長さんと地域交通安全活動推進委員の裏戸さんに来ていただき,具体的に交通事故の怖さと交通安全の大切さを教えていただきました。子どもたちは,「命」を意識し,真剣な眼差しで話を聞いていました。
 
修学旅行は,24日(木)25(金)で,淡路島・岡山方面に出かけました。朝から雨雲があり,出発式直前に雨が降り出し,急遽,講堂で六年生を集合させました。
 バスがわら天神を出発する頃は,雨脚はかなり強くなっていました。明石海峡大橋を渡る時は,周囲が何も見えないほどでした。しかし,「北淡震災記念公園」の見学を終えた頃には,雨がやんできました。「北淡震災記念公園」では,体験活動や見学と熱心に参加する六年生の姿がありました。
 その後,「うずの丘大鳴門橋記念館」で「淡路人形浄瑠璃」を鑑賞し,亀浦観光港からうずしお観潮船に乗りうずしおを見学しました。揺れる船から見るうずしおに大きな歓声があがっていました。何とも言えない海や波,渦潮を間近に見て,子どもたちの興奮はなかなか消えませんでした。「自然」というものに久しぶりに感動した瞬間でした。
 ホテルに到着後は,散策したり食事をしたりと楽しい雰囲気で過ごしていました。その日の就寝は…。

 翌日は,まさに春らしい好天気。倉敷美観地区の散策と買い物では,グループで仲良く行動することができました。「星野仙一記念館」では,計画的にしっかりと買い物する子どもたちがいました。「倉敷チボリ公園」で,しっかり遊んでからバスに乗り込み,帰路につきました。
 この修学旅行から,6年生の「主体的に考え行動する」という新たな目標が誕生しました。







5月
 1日(木)に朝会がありました。朝会でのテーマは,「憲法」についてです。「憲法」は全ての約束やきまりの基本となっている大切なものであるという意味と「日本国憲法」の三つの柱について身近な生活を例に出して話をしました。
 その中で金閣小学校にも「憲法」があることを伝え,それが「金閣校の子ども」というものであることを確認しました。「金閣校の子ども」から二三の約束を読み上げてみました。子どもたちも少し反応しているように感じました。
 そして,本校の目指す子ども像の一つである,「約束やきまりを守る子」になることの重要さについて話しました。そして,そのためには,どうすればよいのかについて子どもたちに問いかけをしました。そのヒントとして,「約束」「きまり」といったものは,どうして出来たのか,という意味を考えてみるとよいことを伝えました。「何でこんな約束やきまりがあるのだろうか?」ということをおもったり考えたりすることに意味があることを話しました。それらのことについては,各クラスで話し合うことで「憲法」の話を終えました。

 続いて,前期学級代表の子どもたちが舞台に上がり,自己紹介と決意表明をしました。堂々としっかりと挨拶ができる子どもたちが増えていることに喜びを感じました。児童会活動では,異学年集団での縦割り活動に積極的に取り組んでほしいと願っています。
 活気のある学校づくりのためには,6年生を中心とした児童会の頑張りが不可欠であると考えています。今年度の活動を楽しみにしています。

 27日(火)から二泊三日で,5年生がみさきの家に行きました。天気にも恵まれ,予定していた活動は全てできました。
 一日目は,野外炊事ときもだめし。野外炊事では,みんなと協力して活動することができていました。きもだめしでは,異常な盛り上がりを見せていました。私の「怖い話」は,勉強不足を痛感しました。
 二日目は,和具漁港の見学とフリータイムでの楽しい時間からスタートしました。漁港では,いきのいい魚と活気ある漁師さんたちの雰囲気を味わいました。フリータイムでは,球技で汗を流す子と波打ち際から海に入って歓声をあげる子どもたちがいました。
 その後,宮崎浜では磯観察。たくさんの海の生物を見たり触ったりと大はしゃぎでした。海の生物に慣れない子どもたちもしっかり楽しんでいました。
 夜には,キャンプファイヤー。今にも雨がふりそうな天気でしたが,皆の熱気で火が消えることはありませんでした。最後のオクラホマミキサーでの男子の嬉しそうな顔は,忘れられませんでした。その日の夜は,皆ぐっすりと眠りに付きました。
 三日目は,あいにくの雨模様。学校紹介と最後の掃除をしっかりとやり遂げ,船にて賢島に到着しました。賢島マリンランドでは,珍しい海の生物達に,目が釘付けになっていました。






6月
 2日(月)の朝会では,5年生のみさきの家での活動の様子について話をしました。いくつかの楽しい思い出ができたことの中で,私が最も印象的だったことは野外炊事での後片付けでした。すき焼き風煮を美味しくいただいた後の夕暮れ迫る頃,炊事場やかまどで子どもたちは一生懸命に後片付けをしていました。一生懸命に仕事をしているのに,その雰囲気は,とても和やかで楽しそうでした。
 それはきっと,後片付けをやらされているのではなく,自ら進んでやっていたからだと思いました。次に使う人たちのためにきれいにしようと意識して後片付けをしていたのだと思います。その時の子どもたちからは,もっともっときれいにしたいという思いが伝わってきました。「みんな」のために行動することの喜びを実感した瞬間でした。
 そんな5年生の子どもたちの,「みんな」のために行動することの大切さを全校児童に伝えたかったのです。そして,こんな話もしてみました。
 「この落ちているゴミを拾ってちょうだい。」と先生がある人にお願いしました。すると,
 「それは僕のゴミではありません。拾う義務はありません。」と答えたそうです。
 話をしっかりと聞いていた子どもたちからは,「へえ…それは違うよ。」「おかしいなあ。」という声声…。私の頬が思わずゆるみました。

 その後,教育実習生の「金澤美有先生」を紹介しました。金澤先生からもしっかりとした挨拶をしていただきました。
 
 8日(日)の日曜参観では,多くの方たちに足を運んでいただきました。子どもたちの学習している様子や生活の様子,そして学校全体の様子や雰囲気を知っていただくことができました。今年度の4月より,学校は完全二足制とし,校舎内の美化に努めています。そうした環境整備の下,学校全体で一生懸命に掃除に取り組み,少しでも美しく清潔な学校づくりを実現したいと考えています。
 尚,参観後の家庭教育学級にも,多数残っていただきありがとうございました。

 11日(水)は,防犯に関する避難訓練を実施しました。学校に不審者が訪れ,教職員が対応する中,全校児童がすばやく講堂に避難するという訓練でした。当日は,お忙しい中,北警察署の刑事さんや平安レディースの方々にお越しいただいての訓練となりました。子どもたちの避難の様子は,教職員の指示にきちんと従い,こちらが予想していた時間よりも大変早い時間で避難することができました。その後,講堂にて,平安レディースの方々の人形を使っての安全指導や刑事さんからの具体的な防犯についてお話していただきました。
 





7月
 1日(火)は,梅雨の合間の好天となりました。この日の朝会も,壇上に生けられた紫陽花の花のようなすがすがしい気持ちで臨むことができました。
 今日の話は,先週の「スチューデント・シティー」でのこと。スチューデント・シティのねらいと学習内容を説明した後,実際の5年生の活動をビデオで観てもらいました。銀行や各お店での仕事ぶりを見てもらいました。そこには,真剣に働く5年生の姿が映しだされていました。
 そんな5年生に,「この体験から一番学んだことは何ですか?」という質問の答えを発表しました。多数のベスト3を発表しました。3位は,「お金の大切さ」でした。2位は,「働くことの大変さと喜び」「仕事の厳しさ。」を挙げていました。1位には,「挨拶と笑顔の大切さ」「言葉遣いや敬語の大切さ」になりました。この体験を紹介すると共に児童会の「挨拶運動」にも触れました。「挨拶」は,人と人とを一番最初につなぐ大切な言葉だということ。「言葉」は,人と人とを広く深く結びつける大切なものであること。
 なお,スチューデント・シティーでは,多くのボランティアの方の協力をいただきました。心より感謝申し上げます。

 その後の朝会では,「メロディー委員会」の素晴らしい合奏や「ヒューマンライツ委員会」のメッセージが届けられました。また,「本と楽しむ委員会」から選書会で選ばれたべスト10の発表がありました。朝会終了後のABC集会では,高学年のリーダーシップを発揮している場面が沢山見られました。

 18日(金)は,夏休み前日恒例の「金閣タイム」がありました。2年・4年・6年の発表でした。2年生は,生活科の町探検での活動内容と感想をしっかりと発表できていました。見学先の様子が描かれた絵を示しながら,はきはきと発表できていました。4年生は,社会見学に行って,学んでことを筋道たてて発表できていました。一人一人の肉声が,講堂の隅々まで届いていました。怒鳴る声でないのによく通る声が印象的でした。6年生は,修学旅行での体験をパソコンを使ってプレゼンテーションしていました。落ち着いて丁寧に全校児童を意識して発表できていました。
 「金閣タイム」全て共通して言えることは,どの学年もしっかりと指導があって発表ができているということです。指導された児童一人一人が自信をもって発表する姿に感動しました。






8月
 25日(月)から授業が始まりました。講堂には,日焼けした元気そうな子ども達の顔がたくさん見られました。
 子ども達は,この夏休みにどんな経験をしたのでしょうか。気になるところです。学校の夏休みは,防火水槽と校内LANの二つの工事がありました。校内LANは,各教室にパソコンを設置しインターネットを可能にするものです。これによってより調べ学習を充実させ,メール等の交信もできるようになります。実際に機能するには,もう少し時間がかかりますが,楽しみです。
 朝会では,北京オリンピックを話題にしました。北京オリンピックでの選手達の言葉から,四年間の積み重ねとそれを支えた方への感謝という言葉の重みを伝えました。そして,そのオリンピックと学校とがよく似ているという話をしました。個人競技と団体競技,「ひとり」と「みんな」ということ。個人ひとりの力を高めていくこととクラス全体の力を高めていくこと。その二つの大切さを話しました。もう一度,個人目標とクラス目標とを意識して生活していってほしいと思います。
 その後,各委員会からの提案やお知らせがありました。聞く態度も話す態度もしっかりとできていました。これからの活動に対して期待が持てました。 




9月
 右のピーマンの写真をご覧ください。きれいな緑色と美味しそうな形。ピーマンの小さな白い花も初めて見ました。
 このピーマンは,JA宮崎経済蓮から苗をいただき,栽培・収穫し,調理するという「農育・食育活動」に取り組む5年生のピーマンです。
 猛暑の8月中ごろ,花壇の土を掘り起こし苦土石灰をまき,圃場及びプランターの確保をしました。そして,9月はじめにJA宮崎経済連の方たちから「始めの学習」を行いました。その学習では,これから始まる学習のねらいや方法について学習しました。また,ピーマンの歴史や宮崎県についても楽しく学習することができました。この取り組みには,京都青果マーケティングや京都市教育委員会の支援もいただいてます。
 シアターでの「始めの学習」が終われば,いよいよ定植作業です。5年生の子どもたちは,可愛らしいピーマンの苗を大事そうに植えていました。支柱を立て,一人一人の名前プレートを取り付けました。さあ,これから毎日,たっぷりと水遣りが始まります。暑い毎日,枯れさせないようにしなければなりません。こまめに害虫退治もしなければなりません。「命」を大切に育てなければなりません。
 九月の中ごろには,ようやく実をつけ始めました。ピーマンの実を見た子どもたちは,少なからず感動していました。10月21日の調理実習では,ベジタブルマイスターの方の指導により美味しいピーマンをいただく予定です。

 27日(土)は,運動会でした。当日は,過ごしやすい好天に恵まれ,楽しく嬉しい一日となりました。前日の午前中まで雨が降っていたので,準備が心配でしたが,昼過ぎには雨が上がり,しっかりと準備ができました。
 9時15分から児童会を中心とした開会式が始まりました。今年の運動会のスローガンは,
「みんな笑顔であきらめず北京オリンピックに負けない 運動会にしよう!主人公は君たちだ!」
です。私は,「あきらめず」「主人公は君たちだ!」という言葉とフレーズに共感しました。私は,競走したり演技したりしている途中であきらめることがあったなら,それは皆から応援してもらっているのにもったいないという話をしました。運動会は,足の早い人や力の強い人のためにだけある行事ではないことを話しました。みんな自己ベストを尽くす一人一人が主人公であるということを伝えました。
 最終的には,誰一人走っている途中で投げやりになる人や演技の途中で力を抜く人はいませんでした。小学校生活最後の運動会に臨んだ6年生の競技と演技は,力強さと美しさを参観者に印象付けていました。各学年のプログラムも個性的で創造的な中身で,感心しました。
 最後になりましたが,当日,学校と第2グランドまでの安全確保のボランティアに参加してくださった皆様方には,感謝申し上げます。
 
 











10月
 17日(金)に前期終業式がありました。久しぶりに校歌を聞きました。全体的に声に元気がないように感じました。その後,子どもたちに前期を振り返ってもらうために「米一粒」の話をしました。この話は,江戸時代中ごろの政治家であり学者であった新井白石の子どもの頃の有名な話です。
 最初に,一粒の米の写真を見せた後,大盛りの米から少しずつ減っていく米の写真を次々と見せて考えさせました。一粒や百粒では変化に気付かないけれど,いつの間にかかなりの量が減った時の写真に驚いていました。一日一日はほんの小さな変化で気付くことはないけれど,月日が一年…六年と過ぎて行くと大きな違いとなっていく…一日一日の積み重ねが大切であるということ,結果というのは一日一日の積み重ねで成り立っていることを伝えました。前期の通知票を手にした時,結果に一喜一憂するのではなく,一日一日の積み重ねを振り返り,新たなスタートを切って欲しいと願っています。

 20日(月)は,後期の始業式。校歌の一番を歌った後,後期の反省から新しい目標を設定することを伝えました。とりわけ六年生に対しては,卒業までの一日一日を大切に有意義に過ごすことによって,後輩たちにメッセージを残して欲しいことを伝えました。その後,昨年の愛護委員さんたちが作成された登下校の様子のビデオを見ました。普段何気なく歩いている道を,カメラを通して見ると…。思わず,「危ない!」と叫んでしまう場面の数々でした。

 21日(火)には,5年生が夏から育てた立派なピーマンを収穫し,調理し,美味しくいただくと言う授業がありました。
 当初予定したいたよりも多い収穫でしたので,JA宮崎県経済蓮の方たちからほめていただき,子ども達もにっこり笑顔でした。調理は,とても簡単なものでしたが,どのクラスも手際よく協力し合って楽しくできていました。JA宮崎県経済蓮から色とりどりのピーマンも頂き,思わず「きれいやな」という声があがりました。多くの子どもたちが美味しくピーマンを食することができました。ピーマン嫌いの子ども達の反応は,どうだったのでしょうか?




11月
 4日(火)の朝会は,「読書の秋」がテーマでした。今回,皆に紹介した本は,「ぼくがラーメン食べてるとき」という今年の低学年課題図書でした。絵は楽しくて,とても面白い本なのですが,内容はとても難しく意味の深いものなのです。
 読み始めた最初から,子どもたちから明るい笑い声が講堂に響き渡りました。しかし,その笑い声も少しずつ消えていきました。本当は,全体が静まり返ると予想していたのですが…。本の提示の仕方や読み聞かせの技術に問題があったのかと反省しています。
 子どもたちは,本当に本が大好きです。でも,面倒だったり読む機会に恵まれなかったりしただけなのです。子どもの頃には,出来るだけ多くの本と出会って,想像力を育て,豊かな心を育んでいって欲しいと願っています。

 北下支部・大文字駅伝予選会が,13日(木)に行われました。今年度のコースは,鴨川河川敷の改修工事の関係で,出雲路橋〜葵橋1700メートルの区間で行われました。当日は,とても暖かい日で,走っている子どもたちの額からは汗がすぐに流れ落ちていました。
 金閣小学校陸上部からは,AとBの2チームが出場し,出場しなかった6年生部員は一生懸命に応援していました。スタートから金閣小学校は,2位につけ,必死で1位を追いかけていました。7走者の時点で1位となり,最終では見事1位でゴールしました。これによって2年連続13回目の大文字駅伝出場が決定しました。選手の皆は,日頃の厳しい練習の成果を出せたことに,満足そうな笑顔を見せていました。2月の本選まで,6年生の陸上部員たちは目標をしっかりと持って,日々の生活を送ってもらいたいと願っています。その態度や姿勢が,5年生へと受け継がれていって欲しいと願っています。 


12月
1月
 
2月
 
3月