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暗誦したい短歌や俳句


読解力向上について




 6月の歌

 
幾山河越え去りゆかば寂しさの
       果てなむ国ぞ今日も旅行く
                若山牧水



 卯の花の匂う垣根に
    時鳥早もき鳴きて
      忍び音もらす夏はきぬ
                佐々木信綱




 五月雨を集めてはやし最上川
                松尾芭蕉

校長室より

 6月と言えば「衣替え」。和服で生活していた頃の風習の名残ですが,今でもこの時期に服の入れ替えを行う家庭が多いようです。街行く人もすっかり夏の装いとなり,半袖や白い色が目立つようになります。
 そして,6月10日前後には「梅雨入り」。田植えのすんだ水田に「五月雨」が降り続く季節となります。都会では,鬱陶しいだけの梅雨。でも,稲作には欠かせない恵みの雨。やはり,五月雨の降る光景は山や田畑がよく似合います。 
 また,この時期を語るうえでは紫陽花が欠かせません。水色やピンク,薄紫などパステルカラーの紫陽花が固まって咲いているのは美しいものです。梅雨空の下,ほのかに輝きを放つようにさえ感じます。しっとりと露に濡れた花(正しくは「がく」)にも風情があってなかなか良いものです。
 6月。学校では水泳学習が始まります。子どもたちのあげる水しぶきと歓声がプールから聞こえるようになります。梅雨の晴れ間,まぶしいまでの太陽の光,季節は一気に夏へと進みます。自然の物みな大きく成長する夏。子どもたちが,たくましく成長してくれることを願います。

校長室の前には月の名前と
今月の短歌を掲示しています。