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暗誦したい短歌や俳句



読解力向上について




 今月の短歌

 新しき年の始めの初春の
       今日降る雪のいや重け吉事
                 大伴 家持



 埋み火に少し春ある心地して
        夜深き冬をなぐさむるかな

                 藤原 俊成

校長室より

   新年に寄せて
 暮れから正月にかけて,第一級の寒波が訪れ,厳しい冷え込みの中で新年を迎えることになりました。穏やかな正月も心が和んで良いものですが,木枯らしの吹く寒さの中の正月も捨てがたい風情があるものです。
 子どもの頃,近所の銭湯からの帰り道,濡れた手ぬぐいが凍って,手に持って立たせることができたのを思い出します。みんながつつましやかに,寄り添って生きていた,今で言う「三丁目の夕日」の時代の話ですが・・・・。今では,そんな経験をする子どもたちはほとんどいないことでしょう。温暖化の影響なのか,京都市内でそこまで冷え込むことはめったとないような気がします。
 時代と共にライフスタイルが変わり,季節感も昔とは随分と違ったものになりました。でも,この時代,この季節の中で子どもたちは生きています。
 さて,今の子どもたちが大人になったとき,どんな体験をどんな季節感とともに人に話すことになるのでしょうか。ふと,そんなことを考えた年の始めでした。

校長室の前には月の名前と
今月の短歌を掲示しています。