昭和30年当時の貴重な写真 左上には,紫竹小学校の木造校舎も見えます。
写真提供/フォト イソナガ

自信と誇りを育んで

京都市立加茂川中学校長  松重 壽芳

 20数年前全校生徒2千人を超えるマンモス校も,現在では5百人ほどの中規模校となりました。

本校区は,上賀茂・紫竹・元町・紫明の四小学校区を含む広い範囲にあり,世界文化遺産の上賀茂神社(賀茂別雷神社ーかもわけいかずちじんじゃ)があります。そして風光明媚な賀茂川の流れに彩られた豊かな自然環境と社家町や明神川にみられる歴史的な風情を感じさせるたたずまいなどが保存されています。

 本年,古稀を迎えられた第一回卒業生が集う同窓会では,懐かしさ一色で途切れもなく話が弾みました。

校舎全景

 開校から55年,教職員と共に汗を流し築き上げた成果は,今も多くの部活動で輝かしい栄光と歴史に刻まれ,生徒の心に自信と誇りを育んでいます。この力は,あらゆる教育活動の中で生徒一人ひとりの行動力や創造力を形成しています。

 夏休みに取り組む生徒会ふれあい合宿では,異年齢集団が集団生活をより良く楽しく豊かにするために相互理解や協力し合うことの大切な学び方や考え方を体験しています。

 そしてこの時の経験が,体育大会,合唱コンクール,文化祭の取組みをリードし,素晴らしい団結力の輪を築き上げています。 なかでも京都コンサートホールで3年生が学年合唱することが加茂川生の誇り高き目標となって受け継がれています。



学校づくりは「協働」「共創」

学校教育目標

●豊かな知性や感性を磨き,たくましく生きる力を備えた生徒を育てる。

●人権を大切に,豊かな心をはぐくむ生徒を育てる。




学びの力は地域で磨かれる <かもがわコンサート>11月30日
 地域に根ざした学校づくりの第一歩は,子どもの巣立ちに尽力を注ぐすべての人々が,同じテーブルについて話し合えることをコーディネートすることと考えています。

 加茂川中学校区地域生徒指導連絡協議会(地生連)を母体に,いろんな機会を通じて事業を行っています。
 京都市北文化会館で行われた,地元の幼稚園・小学校・中学校と地域のコーラスグループの出演による

 地域音楽祭は,5小中学校のPTA・育友会との交流事業です。地域に根付き始めています。
 今年は,子どもゆめ基金助成活動として取り組みました。

<部活動探検隊>11月〜2月第2土曜日 <賀茂川を美しくする運動>
 地元小学校5・6年生児童対象に中学校生活への不安や戸惑いを解消してもらおうと,中学校が小学生に部活動を開放しています。
 児童生徒の交流は教えるものとのふれあいを図っています。

    
           他の写真

そして参加児童が安全に楽しく体験できるように,保護者・PTA等がバックアップしています。



 昔は賀茂川河川敷一帯を重点区域に取り組んできたが,本年よりゴミ0キャンペーンと連携して環境美化

 活動を推進しています。児童生徒による啓発ポスターを作成し,地域の人々の協力を得て区域ごとの清掃活動に発展させてきました。子どもは生まれたときからこの美しい川を見て育っています。



TOPへ