みさきの家野外学習を引率して
校長室より
7月5日から7日の2泊3日間を,5年の子ども達34名と元気に「みさきの家」野外学習に行ってきました。3日間ともに快晴に恵まれ,全行程を無事に終了することができました。子ども達は,どのグループも特別に注意を受けるわけでもなく,また指導者が大きな声で指導するような場面も見られませんでした。また子ども達から「次,何やるの?」といった質問も全く聞かれませんでした。それどころか集合や活動の基点となる「5分前行動」を始め,さまざまな活動に班員全員で協力して行動する姿がいたるところでうかがえました。たとえば熱さと煙に悩まされながらも各自が持ち場を離れずに取り組んだ「野外炊飯」。そして全く知らない土地で,簡単な地図だけを頼りに協力して方向を探りながら懸命に歩いた「麦崎ウオークラリー」。それらのどの活動をとっても「力を出し合う」ということが子どもたちには,当たり前のことになっているようです。
以前,本校では「掃除時間等での活動を怠ける子を見かけない」とお伝えしたことがあります。そのような日常的な友達との助け合いや協力の積み重ねが,このような厳しい場における実践としても,大きな生きた力となって発揮されていると感じました。
また,今回,鷹峯小学校の5年生とも一緒に活動しました。違う学校の仲間,そして旭丘中学校に行く仲間としても,少しでも仲良くなれるようにと企画しました。始めは少しぎこちなかった面もありましたが,すぐに打ち解けあいグループの中でもお互いの名前で呼び合って活動している子もいました。
太平洋は,子ども達の期待を裏切ることなくその圧倒的な広がりを見せてくれました。麦崎の先端からは,はるかかなたに水平線が弧を描いて広がっていました。「本当に地球って丸いんだな。」そういう実感を子ども達はそれぞれの目と心で「体験を通して」学んでくれました。そして友達同士が協力する大切さと楽しさも「体験を通して」学んでくれました。
共に汗をかいて行動することで初めて生まれる新たな連帯の力,これからの学習でも是非活かしてほしいものです。