■ 教育方針・指導の重点

 (1).校訓「立志・勉励・自主・友愛」の精神を教育活動において具体化するべく努める。
 (2).人類の幸福と社会の進歩に貢献する力と,将来の目標と展望を明確に示す力を備えた,
   指導力ある人材の育成をめざす。
 (3).変化と多様化の時代の中で,主体的に生きる個の確立を促し,未来を切り拓くたくましい
   創造力と,豊かな人間性を育む教育の展開を図る。


 教育方針に基づき生徒の可能性の伸長を図るため,次の各項について,
 教育活動のあらゆる場面で重点的に指導するとともに,
 効果的な指導の実現に向け教職員研修を充実し,
 教職員個々の指導力と学校組織としての教育力の向上をめざす。

(1)自己管理能力の向上
 1.学ぶ者としての謙虚な姿勢を育成する。
 2.多様な場面において,自他の状況を正しく把握して行動する能力を育成する。
 3.将来にわたり健康で安全に生活する能力を育成する。


(2)学力の向上
 1.学科・類型の目標に基づき基礎的学力の充実を基盤とした専門性の深化・高度化を図る。
 2.学ぶ目的を主体的に自覚し,正確な知識に基づいて未知なるものに取り組む姿勢を育成する。
 3.授業の目的と学習目標を明確に示して,授業内容の定着と深化を図る。


(3)進路目標の明確化
 1.将来社会の一員として生きることを自覚し,主体的に進路を選択する能力を育成する。
 2.卒業後の進路実現に必要な能力と態度を育成する。
 3.多様な啓発的経験学習を推進し,進路選択に必要な幅広い視野をもとうとする姿勢を育成する。


(4)人権教育の推進
 1.自己とは異なる他者の存在の意義を学び,人権について正しく理解する能力と態度を育成する。
 2.社会の不公正や不合理について学び,それらを克服する正しい批評精神と行動力を育成する。
 3.啓発活動を推進し,あらゆる差別と暴力を否定して人類の幸福を追求しようとする姿勢を育成する。


(5)主体性の育成
 1.与えられた課題を自己の責任においてとらえ取り組むとともに,
 自ら課題を見いだし設定して取り組む独創的発想力を育成する。
 2.課題に対して多角的な視点をもって持続的に取り組み,科学的,論理的に解決する能力と態度を
 育成する。
 3.多様な情報を収集し,分析し,判断した上で,的確に表現する能力と態度を育成する。