平成19年度
広沢小学校の教育課題とその改善策
〜上半期学校評価結果の集計と分析から〜
本校の上半期の3種類(自己評価・外部評価・児童評価)の学校評価の集計結果の分析をもとに、本校の取組の成果と課題を明確にし、改善についての方策の概要について、次にまとめています。
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1. 本校の取組の成果と課題 本校は、すべての児童が将来社会に出たときに、自分の夢や願いを仲間や社 会から認められる形で自己実現できるよう、基本的な生活習慣の育成を基盤に豊かに生きる力となる学力の基礎・基本を保障するとともに、豊かな人間関係が築けるように支援することを中心にしたキャリア教育に取り組んでいます。 その中心的な取組として、児童一人一人に「楽しく、分かりやすい授業」をめざして算数科を切り口に指導法の改善に取り組んできました。 また、児童の健康自立を図るために、20年以上にわたって続けている「素足・はだし教育」を中心に健康教育についても積極的に取り組んでいます。 自己評価・外部評価・児童評価のいずれにおいても、キャリア教育・健康教育はもちろん広沢小学校の教育活動全体をプラス評価する結果がでています。とりわけ保護者や地域の皆さんの外部評価では、ほぼどの評価項目も高い評価を受けています。キャリア教育の中では、大変重要と考えられる係・当番・委員会等の仕事の責任を果たしたり、学校や学級のきまりや約束を守ったりするという点でも、おおむねがんばっている児童が多いという評価が示されています。(自己95%、外部97%) しかし、次の点については、まだまだ取組が不十分であり、本校の教育的課題として改善を図っていく必要があります。 @「早寝・早起き・朝ごはん」など基本的な生活習慣の育成の面で、不十分な児童がまだまだいます。 A中でも、家庭学習・読書・お手伝等の習慣が教職員・保護者・児童により、かなりの評価の温度差は見られ、定着がまだまだ不十分です。(家庭学習の習慣化 自己95.2%、外部75%、読書の習慣化 自己71.4%、外部49%) B全体的には、学力は向上してきているが、十分に学習が保障し切れていない児童が約20〜25パーセント程度みられます。(自己76.2%、外部90%) C教職員は、授業中の学習のルールや学習習慣などまだまだ多くの児童に十分身についていないとたいへん厳しい評価をしています。(自己61.9%、外部92%) D健康面では、全体として体力の低下は見られないものの、運動習慣において二極化しており、部活動に積極的に参加する児童もいれば、他方、休憩時間や放課後も運動場に出て遊ばない運動不足の児童もかなりいます。 E素足はだし教育をすすめているので、土踏まずの形成率は高いものの、姿勢の悪い児童が多く見られるとともに、かならずしも児童の健康面での成果につながっていません。 2. 課題の改善についての具体的方策 先に述べた学校評価から明らかになった本校の教育的課題に対しては、次のような取組をすすめることにより、取組の改善を図っていきたいと考えています。 [1]基本的な生活習慣の育成 @ 基本的な生活習慣の育成の大切さを児童に理解させる取組をすすめます。 A家庭訪問や学級懇談会等を通して、基本的な生活習慣の育成の大切さを保護者に理解していただく取組や働きかけを行います。(人権啓発懇談会・PTA総会でのパネルディスカッションなど) A 定期的に生活点検を行い、児童の実態を把握し、改善に生かしていきます。 B 「チェックリスト」をもとに、児童の生活面の課題について保護者と話し合い改善をはかっていきます。 [2]学力の基礎・基本の保障 @ 学力調査の結果から、本校児童の学力の実態を分析し、学力実態の問題点を明確にし、全校教職員で共通理解し、「学力向上プラン」を策定します。 A すべての児童に届く「楽しく、分かりやすい授業」をめざして、校内研究活動を通して、具体的な指導方法を創意・工夫しながら、教職員の指導力の向上ならびに日常の授業改善を図っていきます。 A学習指導のとどきにくい児童を焦点化して、具体的な支援の方法を創意・工夫するとともに、すべての児童への一般化を図っていきます。 B「学力向上プラン」に基づいて、基礎・基本の習熟の時間を活用して朝読書・漢字検定・計算力向上プログラム・読解プログラムなどを全校的に実施します。 [3]健康自立を図る健康教育 @体育の授業時間の運動量を増やす工夫をするとともに、休憩時間や放課後の児童の運動や遊びを積極的にすすめます。 A年2回の体力づくりの取組(ランニング・なわとび)を利用して、運動や遊びの習慣化を図っていきます。 B放課後の部活動の活性化と参加率の向上を図っていきます。 |