平成18年度
経済産業省地域自律・民間活用型キャリア教育プロジェクト指定(1年次)
京都市教育委員会みやこ学校創生事業指定(3年次)
京都市教育委員会総合育成支援教育研究指定(1年次)
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京都市立広沢小学校
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年 月 日 |
主 な 出 来 事 |
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昭和48年 4月9日 昭和49年 4月1日 5月25日 8月22日 51年 3月6日 58年 5月25日 60年
4月 61年
1月31日 62年
1月30日 3月1日 平成2年 1月28日 11月3日 3年 11月7日 4年
10月31日 5年
10月16日 6年
2月8日 11月11日 9年 5月31日 11月16日 10年
10月27日 11年
12月1日 12年 1月19日 13年 4月11日 15年 5月22日 16年 8月20日 4月 17年 5月30日 18年 1月26日 3月8日 4月 6月4日 19年 1月26日 |
京都市立嵯峨小学校東分校として開校 (全児童364名・10学級) 京都市立広沢小学校として開校 全市合同竣工式を本校講堂で挙行(学校創立記念日) プール竣工 校歌・校章を制定 創立10周年(春の運動会と記念式典を挙行) 素足・はだしによる健康教育に取り組む 第32回全国国語教育研究大会 第33回全国国語教育研究大会 はだしのふれあい広場設置 学校ルネッサンス事業モデル実施校に指定,地域文化交流センター開所式 全日本健康優良校「素足の教育」 平成3年度全国保健体育優良校 第2回近畿小学校体育学習研究大会京都大会 広沢小学校創立20周年をお祝いする式 文部省指定道徳教育研究第1次発表会 文部省指定道徳教育研究第2次発表会 新体育館完成 学校コミュニティプラザ事業嵯峨蜂ケ岡ゾーン開所式 京都市学校保健会優良校表彰 北校舎耐振工事完了 京都府健康優良校「健やか賞」受賞 京都府交通安全協会表彰式 広沢小学校創立30周年をお祝いする式 トイレ改修 育成学級再開 プール改修 支部自主研究発表会(英語活動) 校内LAN全教室設置 LD等通級指導教室設置
京都市教育委員会より総合育成支援教育研究指定 京都府歯科健康文化賞受賞 第3回全国小学校英語活動実践研究大会 |
平成18年度みやこ学校創生事業の構想
「より良い生き方を求めて,高めあう広沢の子」
〜全学校教育活動を通して生き方を高め,21世紀をささえる
社会人・職業人としての能力・資質を育成するキャリア教育の推進〜
京都市立広沢小学校
はじめに
今日,人類は,かってない文明の発展を遂げ,科学技術の飛躍的な進展により,私達国民の生活は大変豊かで便利なものとなってきました。しかしながら、価値感・生活様式が多様化する中で,規範意識,道徳心が希薄になり,心の荒廃が叫ばれています。とりわけ社会の規範や人命や人権が軽視され,互いに支えあい,助け合うなどコミュニティの連帯意識,人間関係が薄れつつあります。
また,豊かな社会の中で,自分の生きる目標を明確にもてなかったり,対人関係をうまく築けなかったり,勤労意欲をもてなかったりするなど社会人・職業人としての資質・能力を十分に発揮できなかったりすることから,ニートや引きこもりといった現象が生まれ,新たな社会問題となっています。
こうした中で,子ども達の生活も大きく影響を受け,基本的な生活習慣や学力の低下をはじめいじめや不登校や学級崩壊などさまざまな教育的課題が生じており,学校のみならず地域・家庭と連携した教育改革が必要となってきています。
本校では,創立以来34年の間に造形教育・素足・はだし教育を中心とした健康教育・道徳教育・国語教育など児童の実態や時代のニーズをふまえた取り組みを進めてきましたが, 平成15年度から地域への愛着と誇りを育てるとともに,異文化に対しても積極的に親しみ,国際化の進む社会の中で活躍できる素地の育成をめざして、全市に先駆けて英語活動に取り組んでいます。
さらにまた,平成16年度からは,「みやこ学校創生」推進事業の推進校として指定を受け,英語活動・地域学習を中心とする「総合的な学習」や道徳教育や健康教育を重要な柱とする本校の特色ある教育にとりくんできたところです。
本校では,児童が現在および将来にわたって,社会の中で他の大勢の人々と支えあい認め合う中で,たがいに協力しながら,自己の欲求や願いを社会から容認される形で自己実現できる資質や能力及び実践的態度を育てていくこと,すなわち互いに共生・共学しながら「心豊かにたくましく生きる力」を身につけさせたいと願っています。
そのためには,基本的な生活習慣の育成を基盤に,生きる力の基礎となる学力の基礎・基本ならびにそうした学力を生涯にわたり獲得していくための学び方の体得,人と差別や偏見なく関わり,好ましい人間関係を築き,ものごとを正しく判断するための人権意識を基盤とする豊かな心,そうしたものすべてを支える土台となる健康や体力を育てていくことが大切であると考えています。
そのことを実現するために,学校完全週5日制の中で,ニ期制を導入し,学校行事を精選し,長いスパンとゆとりの中で児童一人一人に学力の基礎・基本の習熟の徹底をはかるとともに,将来社会に出た時の社会人・職業人としての資質や能力の育成を目指す「キャリア教育」の推進を全教育活動を通して図りたいと考えています。
1.
本校の児童の課題について
本校の児童の実態をとらえると,次のような課題が見られます。
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[1] 学校教育活動の全体を通して,児童ひとり一人のたくましく生きる力の基盤となる豊かな心と学力の基礎・基本を育てていく必要があると考えています [2] 児童ひとり一人に学力の基礎・基本を十分に保障していくためには,家庭学習を中心とした基本的な生活習慣の育成を家庭と協力して図っていくことが必要です。 [3] 良い人間関係が築けるように,児童一人一人の自己肯定感を高め,互いに支えあい,認め合う学級集団づくりを進めていくことが必要であると考えています。 [4] 学習が知識・理解だけに終わらず,さまざまな体験活動を取り入れ,豊かな心と道徳的判断力を育んでいくとともに,人権尊重の精神を規範として行動できる子どもたちを育てていかなければならないと考えています。 |
2.
本校の学校教育目標について
本校では,
「よりよい生き方を求めて,高めあう広沢の子」
を学校教育目標に掲げ,具体的には,次のような「子ども像」をめざして教育活動に取り組みたいと考えています。
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[1]自分を大切にし,自己を高める子 [2]友だちを大切にし,集団を高める子 [3]地域や社会を愛し,しあわせな社会の実現をめざす子 [4]心豊かで,平和を愛し,人権を大切にする子 |
本校では,子ども一人ひとりの生き方を高め,その欲求や願いを,取り巻く集団や社会から認められる形で自己実現できる力を育ててやりたいと考えています。このことがキャリア教育の一番主要な目標であると考えています。そのために,大切なことは,子ども一人ひとりの自己肯定感をしっかり育て,基本的な生活習慣の育成を基盤に学力の基礎・基本を保障するとともに,豊かな人間関係を築かせていくことが大切だと考えています。このことは,人権教育の目指す姿と合い通じるものだと思います。
そこで,本校の教育目標は人権教育の4つの視点から設定しています。
まず「人権としての教育」の視点から,児童一人一人に基本的な生活習慣の育成を基盤として学力の基礎・基本を保障することを「自分を大切にし,自己を高める子」という表現にまとめました。次に,「人権を通しての教育」の視点から,互いに認め合い支えあえる豊かな人間関係を作ることを「友達を大切にし,集団を高める子」という表現にまとめました。さらに,「人権についての教育」の視点から,地域や社会を知り,あるべき地域や社会の姿の実現をめざすことを「地域や社会を愛し,幸せな社会の実現をめざす子」という表現にまとめました。最後に,「人権のための教育」の視点から,子どもの生き方の中に「心豊かで,平和を愛し,人権を大切にする子」を貫かせたいと思います。
3.平成18年度学校教育の重点
[1]キャリア教育を全教育活動を通して推進していきます。
(1)キャリア教育は,教育目標や教育計画に明確に位置付けて,全学校教育活動を通して,下記のような取組を中心に推進していきます。
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@基本的な生活習慣の育成 A学力の基礎・基本の保障 B互いに認め合い,支えあう豊かな人間関係の構築 Cたくましく生きる力を育てる総合的な学習 D豊かな心を育むさまざまな体験学習と道徳教育 E責任感と勤勉性を育てる係活動・委員会活動や勤労生産的行事 Fコンピュータを操作し,情報を活用する力を育てる情報教育 G豊かな知識と教養を身につける読書教育 |
(2)すでに行っている教育活動をキャリア教育の視点からあらためて見直し,キャリア教育のねらいに合致するものは,キャリア教育として位置付け取り組んでいきます。
(3)産業経済省の「地域自律・民間活用型キャリア教育プロジェクト」の指定を受け,新たに「観光」をテーマとして特化した内容については,嵯峨中学校・嵯峨小学校・嵐山小学校・広沢小学校の4校が互いに共通理解し,6年生の共通の学習内容・学習活動として取り組んでいきます。
本校では,「総合的な学習」の地域学習の中で,地域の自然や歴史のすばらしさをラジオ放送番組により広く発信していくという趣旨のもと,FM京都という会社のラジオ放送番組づくりの仕事を社員の方々から実際に学ぶことによりキャリア体験を行っていきます。
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《キャリア教育について》 本校では,キャリア教育を,「児童一人一人が,自らの生き方を高めていくととともに,自分の願いや欲求を,集団や社会から認められる形で自己実現していける力を育てること」ととらえています。そして,キャリア教育の中では,社会人・職業人としての能力や資質として大切と考えられる次のような力を育成していきたいと考えています。 《共生と自立を柱とする5つの領域と17の力》 @
人とともに生きる力(人間関係形成力) ・自己と他者を理解する力 ・コミュニケーションを豊かにする力 ・世界に視野を広げる力 A
社会でともに生きる力(社会参画能力) ・地域とともに生きる力 ・集団に適応しともに生きる力 ・家族とともに生きる力 B
よりよく判断する力(意思決定能力) ・自らの意思と責任で判断する力 ・自らが考え選択する力 ・自ら課題を見つけ解決する力 C
情報を集め活用する力(情報決定能力) ・情報を収集し探究する力 ・職業について理解する力 ・情報技術を活用する力 |