平成19年4月6日
保護者・地域の皆様とともに作り上げる
広沢小学校の学校教育
京都市立広沢小学校
校 長 泉 裕 幸
桜の開花とともに、新一年生59名が入学し、広沢小学校では、いよいよ平成19年度の前期がスタートしました。
子どもたちは、入学・進級の喜びと新しい学校生活に対する期待で、たいへん意欲的になっています。こうした子ども達一人ひとりが本来もつているやる気をうまく引き出し、確かな学びと育ちを保障して行きたいと思います。そして、「児童一人ひとりを徹底して大切にした広沢小学校の教育」をすすめて行きたいと考えています。
広沢小学校は、昨年度に経済産業省の「地域自立・民間活用型キャリア教育プロジェクト事業」の指定を受け、児童一人ひとりが将来、社会に出た時に自分の夢や願いを自己実現きるような資質・能力の基盤を育成するために、基本的な生活習慣の育成・学力の基礎・基本の保障・豊かな人間関係づくりを柱とするキャリア教育を推進してきました。そうした取組の中で、とりわけ「小学校英語活動」や「地域の観光をテーマにしたキャリア教育」など「総合的な学習」の取組が、今、全国の学校から大変注目されています。
また、平成17年度から始めた「楽しく分かりやすい授業」をめざした授業改善を中心とする「学力向上プラン」など、教職員一丸となったねばり強い地道な取組により、児童の学力も着実に向上してきています。
こうした実績をもとに、文部科学省の国立教育政策研究所から小学校英語活動の研究協力校ならびに拠点校としての指定を受けるとともに、京都市からも「みやこ学校創生事業」のパイロット・スクールやLD等教育推進校の指定も受けることになりました。(LD等通級指導教室が昨年度から設置)
こうしたさまざまな教育的成果を得ることが出来たのも、保護者・地域の皆様のご理解とご支援・ご協力があったればこそと感謝しています。
本校は、今年、さらに文部科学省のコミュニティ・スクールの研究指定を受け、「学校運営協議会」をして立ち上げることになりました。
「学校運営協議会」というのは、学校運営に保護者・地域の皆様に積極的に参加していただき、ともに学校教育を作り上げていくものです。ややもすると、閉鎖的になりがちであった学校教育の取組を広く公開し、より多くの人々のご意見やお考えを具体的に学校運営に取り入れるとともに、学校教育活動へ参加していただき学校教育をよりよいものに変えていく制度です。
本校では、こうした制度が十分に機能していくようにするには、みんなで児童の実態を正しく理解し、その上に立ってとりくまなければならない課題を明確にし、課題解決のための有効な手だてを考え、実践していくことが大切だと考えています。そこで、とりわけ学校評価のシステムが重要な役割を果たすと考えています。昨年度も教職員・保護者・児童・地域の皆様による学校評価を実施し、その集計結果やご意見ご感想を学校だよりやHPで公開しています。その中で、多くの成果が見られるとともに、さまざまな課題も明らかになりました。
そうした学校評価の結果を、保護者・地域の皆様といっしょになってしっかりと分析し、成果と課題を明らかにし、地域ぐるみで学校教育活動をよりすばらしいものにして行きたいと思います。保護者・地域の皆様のさらなるご理解・ご協力をお願い致しまして、年度当初の校長の御挨拶とさせていただきます。