環境学習「水問題」を考える子どもたち
〜(株)島津製作所 「出前授業」 〜
9月21日(金),「京都商工会議所」の紹介で,島津製作所(地球環境管理部)から6人のスタッフの方に来ていただき,5年生87名が、「水」をテーマとする環境問題について学習しました。
「どんな生き物も,水なくしては生きていけません。
ところで日本では、水は足りているのでしょうか?
日本では,1日に一人当たり平均322ℓもの水を使っています。私たちは、水道をひねれば,いつでもきれいな水が出てくるのは当たり前のことと思っています。
しかし、世界には1日にたった2〜5ℓの水しか使えない国もあります。中には,衛生的な飲み水がなくて、8秒に一人の割合で,幼い子どもたちが死んでいくところもあるそうです。
人が生活するために直接使う水(衣食住に使う水)だけでなく,私たちが食べたり使ったりするものを生産するために必要とする水(仮想水)を考えると,私たちは生きていくために莫大な量の水を使っていることになります。(例えば牛肉200グラムを生産するためには,320ℓもの水が使われています。)
今,地球のあちらこちらで砂漠化が進んでいますが,2050年には世界的な水不足になるといわれています。作物が育たなければ,食料の多くを外国に依存している日本にとって,これは深刻な問題です。
今,私たちに出来ることがたくさんあります。『水道の蛇口をしっかり閉める』『水道を出しっぱなしにしない』『台所排水を出来るだけ汚さない』『お風呂の水を有効利用する』・・・など,今出来ることから実行していきましょう。」
と話されました。
その後,あらかじめ採取しておいたいろいろな水(有栖川の水・広沢池の水・雨水・水道水・井戸水・石鹸水・アミノ飲料水)の,色・におい・にごり・PHなどを調べる実験をして、水の状態を知りました。
出前授業を受けて,子どもたちは,
「世界的な水不足になると大変だ。」
「水を無駄遣いしないで大事に使わないといけないと思った。」
など感想を話し,自分の水に関する行動目標を決めました。