醍醐小学校
20年度  醍醐小学校の教育について

20.3.31

T はじめに

平成19年6月に公布された学校教育法の一部改正により,義務教育の目標が具体的に示されました。小・中・高等学校等においては,「生涯にわたり学習する基盤が培われるよう,基礎的な知識及び技能を習得させるとともに,これらを活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現力その他の能力をはぐくみ,主体的に学習に取り組む態度を養うことに,特に意を用いなければならない」と定められています。(第30条第2項,第49条等)

また,これらの規定から,「学力」の重要な要素は,
@   基礎的・基本的な知識・技能の習得
A    知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等
B   学習意欲であることを示しています。
 今日,本市の学力定着調査や全国学力・学習状況調査において,単純な計算式や漢字などの習得については改善されたが,記述問題に弱く,文章表現力や論理的な思考力が育っていない実態が明らかになりました。
 また,全国学力・学習状況調査から,家で学校の宿題をする,家の人と学校での出来事に
ついて話をする,朝食を毎日食べる,学校に行く前に持ち物を確認する,学校のきまり・規則を守っている,と回答した子どもの方が正答率が高い傾向が見られました。したがって,基本的な学習習慣や生活習慣の確立が重要なのです。加えて,読書が好き,人の気持ちがわかる人間になりたいと考えている子どもの方が,正答率が高い傾向にありました。
 上記のことも踏まえ,本校のどの子も,「かしこく,やさしく,たくましく」成長してほしいと願っています。そのために,全教職員の継続的な創意と努力で学校の教育力を高め,教師としての授業力・指導力を高め,その実現を図りたいと考えています。かずかずの課題がありますが,
1 課題を教育活動に変える。〜個性・特性・状況をとらえた指導・学級経営を〜
2 子どもの姿を具体的にとらえ,実践で検証する。〜授業のプロ・指導のプロに〜
3 子どもの姿を保護者や地域に示していく。〜信頼を得る学校・教職員に〜
 これらのことを大切にした学校づくりを,教職員の皆様とともに,推進してまいりたいと考えています。

子どもたちが,学校へ来ることがうれしくて,楽しくて,明日また早く行きたくなる学校づくりを,教職員が一丸となり進めてまいりたいと考えています。  ついては,次の各項についての共通理解を図り,共通の指針にしたいと思います。

U 学校教育目標

よく学ぶ醍醐の子』の育成 〜確かな見取り,豊かな実践〜 

◎目指す子ども像

1 進んで学習する子

2 感性豊かな子

3 心と体と命を大切にする子

V 学校像

1 課題を教育活動に変える学校〜一人一人の個性・特性・状況をとらえた指導・学級経営を進める〜

2 子どもの姿を具体的にとらえ,実践で検証する学校〜授業のプロ・指導のプロを追究する〜

3 子どもの姿を保護者や地域に示していく学校
〜ゆるぎない信頼を得る学校・教職員を目指す〜

W 指導の理念・方針
1 一人一人の個性・特性・状況をとらえた指導・学級経営を進める。(1)  一人一人のよさを引き出す教育を実践する。
(2)   我が子のようにとことん面倒をみる。
(3)   子どもが書いた学習文章や生活文章等を気軽に交換し合う。
(4)   子どものことを互いに語り合う。
2 授業のプロ・指導のプロを追究する。
(1)    学年内,学校内における指導の系統性とぶれない指導を進める。(2)    分からないこと,分かりにくいことは聞き合い,教え合う。
(3)    学習場面における小学校6年間の子どもの姿等を描く。(資料1)
(4)   授業研究に努め,他の学級の授業参観から授業力,子どもを見る目を高める。
(5)    子どもの姿で実践を総括する。

3 ゆるぎない信頼を得る学校・教職員を目指す。(1)    よいと思うことは提案し,議論し,実践する。(2)    力は出し合い,ともに汗を流す。
(3)   温かく,厳しく,互いが高まり合う職場集団を作る。
(4)    子どもから敬愛される教職員であることを目指す。
(5)   保護者や地域等へ情報の発信をする。

X 重点課題
1 学力の向上
    本市の重要な課題であり,本校の課題である。2 LD等支援の必要な子どもの教育の充実
3 研究・研修の充実
(1)    研究主任と学年研究委員,各教科主任との連携(2)    「確かな学力」の保証と「豊かな学び」のための発問や指導形態等授業研究の充実
(3) 歴史と伝統文化に恵まれた教育環境を生かした教育活動の推進
(4)   英語活動の推進

4 学級経営力の向上
(1)   学習習慣,学習姿勢を充実する(学習スキルの向上・学び合い)(2)    よりよい生活習慣を育む(自律・自治・友情)(3)   よりよい人間関係を築く(集団・交流・奉仕)

5 各教科・領域における言語活動の充実並びに読解力の育成

(1)   視点を明確にして,観察したり見学したりした事象の差異点や共通点をとらえて,メモを取ったり,要約したり,考えなどを記述したりする力を育てる。
(2)   比較や分類,関連付けといった考えるための技法,帰納的な考え方や演繹的な考え方などを活用して説明する力を育てる。
(3)   体験から感じ取ったことを言葉や歌,身体などを使って表現する力を育てる。
(4)   いわゆるPISA型読解力を育てる。(注1)

6 本市の教育課題(注2)

Y 保護者・地域等との連携

   教職員一人一人が学校運営の主体者である意識をもって,教育目標の具現化に向け,校務を遂行し職責を果たす。
   保護者の方から「子どもを醍醐校に行かせてよかった」という気持ちをもってもらえるような仕事を,地域の方からは「醍醐校を応援してよかった」と言ってもらえる仕事をする。
   保護者や地域の方,ボランティアの方の学校運営への参画を積極的に推進し,学校の教育力を高める。
(資料1) 京都市総合教育センタ 初等指導室・作成資料「授業力・指導力レベル」を参考に改変
(注1) rogram for nternational tudent   ssessment
(注2) 平成20年度「学校教育の重点」


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