昭和天皇御成婚奉祝記念事業として運動公園の建 設が計画され、昭和5年から第1期工事として野球場、 庭球場、児童遊園に着手し、同8年1竣工しました。
更に第2期工事として昭和12年、陸上競技場、水泳場の 建設に着手し、同19年5月完成しました。
戦後、昭和21年には第1回国民体育大会が開催されています。 戦後一時進駐軍に接収されていましたが、昭和26年、接収 が解除されるとともに各競技場の再整備を行い、 陸上競技場は第二種公認、水泳競技場は甲種公認として発足しました。
昭和37年8月には葛野地区区画整理に よる保留地17,930平方メートルが加えられ、 昭和38年5月には京都市体育館か完成しました。
昭和57年から全面改修工事を行い、総合運動公園と改称、 昭和63年の京都国体や全国身体傷害者スポーツ大会では 主会場となり、全国高校駅伝、全国都道府県対抗女子駅伝など 全国規模の大会から市民の手軽なスポーツ、散策の場として広く利用されています。
さらに、公園区域を南側に拡張して、プールや広場などを整備する計画です。
所在地 京都市右京区西京極新明町
開設年月日 昭和17年5月 面積 計画決定(昭和58年3月1日)191,000u 開設(昭和17年5月) 145,710u 未開設 45,290u ☆主要施設 陸上競技場兼球技場(昭和60年度再生備完了) 補助競技場(61年9月再生備完了) 野球場(昭和62年度再整備完了) 水泳場(整備予定) 芝生広場(同上) 遊戯コーナー(同上) 体育館(公園区域外)